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<Author: 劉長卿>
<Title: 送李中丞歸漢陽別業　>
<Format: 五言律詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 李中丞の漢陽の別業に帰るを送る>
<BookPage: 264>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
流落徵南將，曾驅十萬師。
罷歸無舊業，老去戀明時。
獨立三邊靜，輕生一劍知。
茫茫江漢上，日暮欲何之。
<End Poem>
<Translation>
今（いま）は流浪落魄（るろうらくはく）しているが、以前（いぜん）には、征南大将軍（しょうなんだいしょうぐん）として、十万（じゅまん）の大軍（たいぐん）を指揮（しき）していた人なのだ。官（かん）を退（しりぞ）いて帰（かえ）ってみれば、古（ふる）くからの家（いえ）の財産（ざいさん）も無（な）くなり、年老（としお）いては、ただ、昔（むかし）の聖明（せいめい）の世（よ）を恋（こ）いしたうばかりとなった。かつて、この人（ひと）がただ一人（ひとり）立（た）ちあがれば、三方（さんぽう）の辺境（へんきょう）もおだやかになり、国家（こっか）のために命（いのち）を惜（お）しまないその心（こころ）は、その身（み）に帯（お）びる一振（ひとふ）りの剣（けん）だけが知（し）っている。

果（は）てしなく広（ひろ）がる漢陽（かんよう）の江水（えみず）のほとりに、日（ひ）の暮（く）れ方（がた）、君（きみ）はどこに向（む）かって行（い）こうとするのか。
<End Translation>